政治な話

また一からブログを始めようかと思っております。
これからは、少しお堅い政治関連についての話を書いていこうかと。
そういうわけで、更新は遅いと思いますが、頑張って書いていきます。
まず第一回目は千葉恵子法相の特別在留許可についてです。
千葉法相は、さる2009年11月30日にあるインド人家族に対して、特別在留許可を出しました。この家族については、元々不法滞在を行い、日本で子供をなし、家族を形成しました。そして、2006年に入国管理局より、強制退去処分が下りましたが、不服に思い、裁判所に提訴。去年判決が下り、敗訴となり最高裁で処分が確定されましたが、それを千葉法相は、2009年11月30日に特別在留許可を出されました。
この経緯を再度簡単に説明すると、一度行政(入国管理局)で決定された、行政処分を不服に思い、裁判沙汰を起こしましたが、最高裁判所でも敗訴となり、行政処分が決定的になったところに、その行政の一番上の人間(千葉恵子法相)が、特別在留許可を認めました。
これはどういうことでしょうか??一度行政が下した処分を、裁判所まで支持した処分を、行政のトップが、認めました。誤解のないように言っておきますが、裁判所が下した判決は、現憲法等にのっとり、判決を下したということです。日本は三権分立国家だと思っていたのですが、裁判所は司法をつかさどる場所のはずです。その司法が出した結論を、行政がないがしろにする。これを三権分立の侵害といわずしてなんと呼べばいいのか、適当な言葉が見つかりません。
実は千葉法相は、これ以前にも10月に中国人姉妹についても、特別在留許可を出しています。
もともとこの姉妹は、残留孤児の子供として日本に渡ってきました。しかし、日本人とのつながりが疑問とのことで、在留許可を取り消され、それを不服に思った姉妹が提訴しましたが、これも先ほどのインド人同様敗訴確定後、2009年10月9日に特別在留許可を千葉法相が出しております。ちなみに母親と日本入国後生まれた3女は中国に帰国したとのことです。姉妹は母親帰国時に中学生ということもあり日本での勉学を望んだとのことですが。(情報はありませんでしたが、多分そういうことじゃないかと判断しました。)
この事件も、インド人と同じような法則が働いております。それを疑問に思ったので、千葉法相にメールをしてみました。
メール内容は以下：
「大臣職大変で、気苦労の多いことだと思います。
さて、先日千葉法相がインド人一家に対して特別在留許可を出したとのニュースが流れたのですが、少し疑問に思ったことがありますので、ご質問をさせていただきます。このニュースは、ことの発端はインド人の不法滞在から始まりました。それが家族を作り子供を作り、日本人社会に溶け込んでいることから、行政が出した強制退去を不服として、司法の場で訴えましたが、これも敗訴となり、強制退去確実といったところで、行政のトップが特別在留許可を出されたとのことですが、一度行政が強制退去処分をしたものを、どうして、もう一度行政が覆したのでしょうか??しかも司法判断を覆してまで??これは三権分立を揺るがす越権行為ではないでしょうか??また、こういうことが増えれば、不法滞在を発見できず、外国人が長年日本に住み家族を作り、不法滞在が発覚後にまた特別許可を出す。これでは不法滞在を取り締まるどころか、増長させていませんか??これが、日本人に対して外国人排斥などの運動につながらなければいいのですが。外国人みなそういう悪とひとくくりにされれば、まっとうに来ている外国人が割に合わない結果とはなりはしませんでしょうか??話は飛躍してしまいましたが、可能性は無きにしも非ずなので、千葉法相には再度ご考慮願いたいと思い質問を出させていただきました。長年応援していただけに、今回のニュースを聞きちょっと残念に思いました。また、これに先立つ10月ごろには中国人姉妹にも特別在留許可を出しているようですが、これについての説明もお願いします。どうかお決まりの定型文ではなく、真摯な対応をお願いします。」
以上、出した内容と同じものをコピペしました。
やっつけ仕事で書いたので、あまり書き方はうまくありませんが。。。
また、返事が来たら書いていこうかと思います。
ただ、一点気になることがあるのですが、保守新聞として名高い産経にこの記事がありませんでした。ネット配信していないだけなんでしょうか??

今回参考にした記事
朝日新聞(インド人事件)
http://www.asahi.com/national/update/1201/TKY200911300531.html
西日本新聞（中国人事件）
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/127347

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